むかごの食べ方と栄養、雑学 うりひめとあまんじゃく [ひねもす日記]
庭に、勝手に むかご ができています。
むかご とは、ヤマイモ属 の蔓にできる実のことです。
漢字では、 零余子 と書きます。
地面の下では、ヤマイモや長芋になり、地上では、むかご という実ができるわけです
地下にできる芋と同じように、山の幸 として昔から常食されてきました
むかご は、灰色で、球形から楕円形のような形をしており、1cmくらい。
ちっちゃなじゃがいもみたいです。
食感は、シャリッとして、モチッとして、
じゃがいもとヤマイモとクワイ を足したような感じです
(全部、イモ族・・・ )
秋になると、芋のツルや葉が枯れてきて黄色に色づきます。
そのときに むかご ができています
だいたい、9月下旬から、11月ごろ。
軽く触れただけでぽろっと取れてしまいます
それが 完熟 しているというしるしです
ムカゴが土の上に落ちると、そこからイモの芽が出てきます
種と同じ働きします。
栽培する場合は、芋を切って種芋にしてから、苗を作る場合が多いようですが、
実際にナガイモや自然薯などは、この むかご から栽培することもあるそうです。
我が家は、むかごを栽培しているわけではないのですが、
イモ属は、植えてもいないのに、
勝手にどんどん生えて、
勝手にどんどん増えて、
大切なローズマリーや水仙に日が当たらなくなるほど、
わしゃわしゃと生い茂ります
どんどん抜いても、
地面の下に残ったイモのかけらや、地面に落ちたむかごから、
いっくらでも繁殖し続けます
イモ類の、元気で健やかな成長ぶりはハンパないのです
で、今年も鈴なりになっているむかごを放っておくと、
結局、またそこから芽が出て、
イモ属(イモ族)が増えてしまうので、
「やっぱ、食べよう 」 と思いました。(笑)
小さな秋の収穫祭です ^m^
むかごは皮はむかず、そのまま調理します。
生でも食べられるということですが、
私は、むかごの生は食べたことはありません
放っておくと、乾燥して シワシワ になってしまうので、
保存する場合は湿らせたキッチンペーパーなどにくるんで袋に入れ、
冷蔵庫に入れておくと良いそうです
むかごは、ヤマイモに負けないくらい(ヤマイモ以上?)の栄養素 が含まれています。
知りませんでしたー \(◎o◎)/
山芋が、昔から 「 山のうなぎ 」 と呼ばれるのは、
アルギニンが大量に含まれているからだそうです。
むかごにも、滋養強壮作用 があるアルギニンが大量に含まれています
そして、アミラーゼなどの 酵素 もたくさん含まれています。
(酵素、流行っていますよね )
むかご は、ヤマイモと同じで、
新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用があり、
老化防止や肌の若さ を保ちます。
常食する事で基礎体力が増す そうです
血糖値上昇を抑制 するし、
コレステロール値を下げる 効果もあります
あなどれませんね、む、か、ご
私は、今回は、塩ゆでしたもの と、
にんにくをオリーブオイルで炒めてから、むかごを投入し、 塩で味付けをしたシンプルなもの を作りました。(2種類)
これはニンニクと炒めたものデス
むかごは、むかごごはん が有名です。
塩ゆでをしたむかごをご飯と一緒に炊き上げたり、
(だし、酒、しょうゆで炊いて、できあがりに、ちょっとゴマをふっても美味 )
塩ゆでした汁で、ごはんを炊いて、
塩ゆでしたむかごを後からごはんに混ぜる方法もあります。
先に炒めて、しょうゆで味付けしたものを お米と一緒に炊いたり、
その味つけも、しょうゆだけ…とか、甘辛く…など、
むかごごはんにも、いろいろな楽しみ方があるようです
だいたい、むかご100グラムで、3合~4合のごはんが炊けます
ただの 塩炒り でも美味しいし、
オリーブオイル+ガーリック+塩
ごま油+ガーリック+塩 でも美味しいです。
黒ゴマのごま味噌和え も、美味
めんどうな方は、レンチン して塩を振っただけでもOKです
素揚げ や 天ぷら
茹でて他の野菜といっしょに マヨネーズで和えても いただけます。
娘が、むかご というと、
昔話の 『 うりひめとあまんじゃく 』 を思い出す と言います
川を流れてきた瓜から生まれた女の子は、美しい娘に育ちます。
お殿様にお嫁にほしいと望まれて、結婚が決まり、
おじいさんとおばあさんが、「お祝いに何が食べたい?」と聞くと、
瓜姫は 「 むかごのまんまがいっち好き 」 と答えます
我が家の本は、福音館書店のものでしたが・・・
( 『 うりひめとあまんじゃく 』 こどものとも 1991年11月号)
むかご のごはんが登場する話を 我が娘はよく憶えています。^^
(読んで聞かせたはずの私は、あまり憶えていませんが )
秋の香りの むかご、おいしくいただきました
来年からも、土に落ちないように、
しっかり、その栄養素をいただきたいと思います
最後までお読みくださってありがとうございます m(_ _)m
むかご とは、ヤマイモ属 の蔓にできる実のことです。
漢字では、 零余子 と書きます。
地面の下では、ヤマイモや長芋になり、地上では、むかご という実ができるわけです
地下にできる芋と同じように、山の幸 として昔から常食されてきました
むかご は、灰色で、球形から楕円形のような形をしており、1cmくらい。
ちっちゃなじゃがいもみたいです。
食感は、シャリッとして、モチッとして、
じゃがいもとヤマイモとクワイ を足したような感じです
(全部、イモ族・・・ )
秋になると、芋のツルや葉が枯れてきて黄色に色づきます。
そのときに むかご ができています
だいたい、9月下旬から、11月ごろ。
軽く触れただけでぽろっと取れてしまいます
それが 完熟 しているというしるしです
ムカゴが土の上に落ちると、そこからイモの芽が出てきます
種と同じ働きします。
栽培する場合は、芋を切って種芋にしてから、苗を作る場合が多いようですが、
実際にナガイモや自然薯などは、この むかご から栽培することもあるそうです。
我が家は、むかごを栽培しているわけではないのですが、
イモ属は、植えてもいないのに、
勝手にどんどん生えて、
勝手にどんどん増えて、
大切なローズマリーや水仙に日が当たらなくなるほど、
わしゃわしゃと生い茂ります
どんどん抜いても、
地面の下に残ったイモのかけらや、地面に落ちたむかごから、
いっくらでも繁殖し続けます
イモ類の、元気で健やかな成長ぶりはハンパないのです
で、今年も鈴なりになっているむかごを放っておくと、
結局、またそこから芽が出て、
イモ属(イモ族)が増えてしまうので、
「やっぱ、食べよう 」 と思いました。(笑)
小さな秋の収穫祭です ^m^
むかごは皮はむかず、そのまま調理します。
生でも食べられるということですが、
私は、むかごの生は食べたことはありません
放っておくと、乾燥して シワシワ になってしまうので、
保存する場合は湿らせたキッチンペーパーなどにくるんで袋に入れ、
冷蔵庫に入れておくと良いそうです
むかごは、ヤマイモに負けないくらい(ヤマイモ以上?)の栄養素 が含まれています。
知りませんでしたー \(◎o◎)/
山芋が、昔から 「 山のうなぎ 」 と呼ばれるのは、
アルギニンが大量に含まれているからだそうです。
むかごにも、滋養強壮作用 があるアルギニンが大量に含まれています
そして、アミラーゼなどの 酵素 もたくさん含まれています。
(酵素、流行っていますよね )
むかご は、ヤマイモと同じで、
新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用があり、
老化防止や肌の若さ を保ちます。
常食する事で基礎体力が増す そうです
血糖値上昇を抑制 するし、
コレステロール値を下げる 効果もあります
あなどれませんね、む、か、ご
私は、今回は、塩ゆでしたもの と、
にんにくをオリーブオイルで炒めてから、むかごを投入し、 塩で味付けをしたシンプルなもの を作りました。(2種類)
これはニンニクと炒めたものデス
むかごは、むかごごはん が有名です。
塩ゆでをしたむかごをご飯と一緒に炊き上げたり、
(だし、酒、しょうゆで炊いて、できあがりに、ちょっとゴマをふっても美味 )
塩ゆでした汁で、ごはんを炊いて、
塩ゆでしたむかごを後からごはんに混ぜる方法もあります。
先に炒めて、しょうゆで味付けしたものを お米と一緒に炊いたり、
その味つけも、しょうゆだけ…とか、甘辛く…など、
むかごごはんにも、いろいろな楽しみ方があるようです
だいたい、むかご100グラムで、3合~4合のごはんが炊けます
ただの 塩炒り でも美味しいし、
オリーブオイル+ガーリック+塩
ごま油+ガーリック+塩 でも美味しいです。
黒ゴマのごま味噌和え も、美味
めんどうな方は、レンチン して塩を振っただけでもOKです
素揚げ や 天ぷら
茹でて他の野菜といっしょに マヨネーズで和えても いただけます。
娘が、むかご というと、
昔話の 『 うりひめとあまんじゃく 』 を思い出す と言います
川を流れてきた瓜から生まれた女の子は、美しい娘に育ちます。
お殿様にお嫁にほしいと望まれて、結婚が決まり、
おじいさんとおばあさんが、「お祝いに何が食べたい?」と聞くと、
瓜姫は 「 むかごのまんまがいっち好き 」 と答えます
語り伝えたいふるさとの民話 22 CD付き 中国地方三 うりこひめとあまんじゃく/おろか村 語り:中井貴恵 (ふるさとの民話)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 株式会社世界文化社
- 発売日: 2003
- メディア: ムック
我が家の本は、福音館書店のものでしたが・・・
( 『 うりひめとあまんじゃく 』 こどものとも 1991年11月号)
むかご のごはんが登場する話を 我が娘はよく憶えています。^^
(読んで聞かせたはずの私は、あまり憶えていませんが )
秋の香りの むかご、おいしくいただきました
来年からも、土に落ちないように、
しっかり、その栄養素をいただきたいと思います
最後までお読みくださってありがとうございます m(_ _)m