何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから(1) 奥田弘美 著 [熟年世代のちえぶくろ?]
著者の奥田博美さんは精神科医です。
内科医をしていたころに、肥満指導をしたり、ダイエット外来をしておられたこともあるそうです。
今は、ダイエットのカウンセリング外来を月に数回、開かれているそうです。
この本は、ご自身の、
163cm、50kg、BMI約19を長年、保たれている経験と、
今までの診断やアンケートによって蓄積したデータから、著されたものです。
おそらく、1度では書ききれない内容だと思いますので、
何度かに分けて、レポートしたいと思います。
私は、 糖質制限 を、めちゃめちゃゆるく続けています
「え それで糖質制限っていう 」
というレベルです
ごはんやパンは、朝やお昼間に食べるようにして、
夜は、炭水化物を減らしているのですが、
まぁ、現状維持の体重です。
お菓子の量は、格段に減りましたが、
デザートがあかんのでしょうねぇ(笑) これが大問題
では、本のレポートに入ります
いつも、スリムな人は、
胃腸が弱くて、消化吸収できていないか、
健康的にスリムな体型を維持しているか、
のどちらか、になります。
その後者を調べてみました、というのが、この本の内容です
まずは、空腹でもないときに食べるのはやめましょう
例えば、お腹は空いていないけど、食事の時間だから食べる、
小腹が空いたから食べる、
口がさびしいから食べる、
あぁ、私はこればっかりだワ・・・ww
これらが間違いのもとだと、奥田先生はおっしゃっています
朝やお昼に食べ過ぎたなら、夜の食事で加減をする。
夜に食べ過ぎたなら、翌日に加減をする。
そして、食べていて、美味しさを感じられなくなったら、そこで、箸を置く・・・
(それが、腹八分目 というもの )
それから、空腹感をがまんし過ぎないこと
空腹を我慢していると、どんどん 血糖値 が下がります。
そこで、身体は、体の中にため込んだ 脂肪を分解 して、
エネルギーとして使うのですが、
そのときに、脂肪だけではなく、筋肉も分解されてしまいます。
筋肉がカロリーを消費するわけですから、
筋肉が減ってしまった身体は、カロリーを消費する量が少なくなります。
基礎代謝の低下 ですね
しかも、身体は、入ってくるカロリーが少ないので、
「飢餓的な環境」 だと勘違いして、
( イニシエの古き時代、氷河期もありました・・・)
可能な限り、基礎代謝を下げてしまいます。
その結果、体温が下がり、内臓の働きが悪くなり、
浮腫みがでたり、アタマがぼぉーっとしたり、
身体に疲労感がたまったり、
意欲がなくなったり・・・
というような、 低活動状態 になってしまうのです。
少量のエネルギーでも、生存できるように、
身体が、超 省エネモード に入ってしまうから、
多少のことをしても、体重は減りません
それだけではなく、少し食べただけでも太ってしまう、
太りやすい体質 になってしまうのです。\(◎o◎)/!
( 私、それやわ )
医学的に、理想の食事は1日3回とされています。
普通の食事を、腹八分目に食べていれば、
だいたい、5~6時間 たつと、
エネルギーが消費されて、空腹感 を感じるようになります
肝臓にたまった グリコーゲン という物質がありますが、
これが エネルギーのもと になっています。
( グリコの源にもなっています)
この グリコーゲンが肝臓に足りているときは、空腹感は感じないそうです。
( あぁ… 凹みますー)
だから、空腹感を感じていないのに食べることは、絶対にしてはいけません
「小腹がすく」もダメ
「クチさびしい」もダメ
それから、朝食や、昼食を抜いたりして、
1日2食とか、1日1食とかで、ダイエットを強行すると、
ますます 吸収能力 が高くなって、脂肪が合成されやすく なります
お相撲さんは、体重を増やすために、1日2食だと聞いたことがあります。
そういう理屈やったんですね
朝食は、今から働く脳と体のために、
なんでも良いから食べましょう・・・ ということです
私も、長年、朝食はコーヒーだけだったのですが、
最近は食べるようにしています
朝食を食べると、体温が上昇し、脳が目覚め、
身体が活動モードになるため、
代謝も上がるんだそうです
・・・・・・と、ずいぶん、長くなりましたので、今日はここまでにしておきます。
続きは、また明日・・・
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました m(_ _)m
では、ごきげんよう。
おやすみなさい。
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- 作者: 奥田 弘美
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: 文庫