小早川涼著 包丁人侍事件帖 料理番子守り唄 [読書感想文 A^ ^;)]
今日は、小早川涼さん が著された、
包丁人侍事件簿 料理番子守う唄 の読書感想文です。
小早川涼さん は、三重県伊勢市出身。
愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。
高校生の頃から古典と日本史、そして江戸時代が好き。
その歴史好きが高じて学校の先生になられて、そこからまた時代物作家になった人です
お話の中には、お料理の描写が多く、
(主人公が江戸の将軍、家斉のお料理番)
ずいぶん感心しながら読んでいたら、
例の92才の文学少女である友人が、
「あの人はね、わざわざお料理を作ってから文章にするらしいのよ」
と教えてくれました。
「おいしくできるまで、何度も何度も作ってみるそうですよ」 と。
へぇー
それで実においしそうなのですね・・・
食欲中枢が刺激されるのでご注意くださいませね (笑)
作家、池波正太郎(いけなみ しょうたろう)さん の小説に出てくるお料理も、
わざわざ料理本が出るほど、多くのファンがいらして、
ほんとうに美味しそうでした。
小早川涼さんも、また違った味で、
なかなかのおいしそうな展開を見せてくれます
私が読んだこの本は、包丁人事件簿として、シリーズで出版されています。
江戸時代のお話です。
料理はもちろんですが、江戸の歳時記も味わえます。
エグい場面や、グロな場面はありません。
安心してのぉ~んびり読める本です
またまた、92才の友人が、ご自分の所蔵する本の中から貸し出してくださいました
以下は、読書感想文なので、
ほとんどがネタですので(笑)、
今から読もうとされている人、
そのうち読むわ と思われている人 、
今後、読む可能性があると思える人は、
どうぞご注意くださいますように…。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ここからはネタバレ注意 ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚
主人公は、鮎川惣介。
将軍、徳川家斉の食事を作る台所人です。
鮎川惣介は、見た目が麗しくありません。(笑)
団子っ鼻で、腰回りはだぶついていて、
いわゆる、中年太りの体型のようです。
剣術の方もさっぱり弱くて、
おおよそ、女性にモテるなどという華麗な気配はありません。
妻帯者で、
奥さんは、まぁ、普通に、マイペースなオバチャンです。
そして、2人の子どもがいますが、残念なことに、娘が父親に似ています。>m<
というような、読んでいて、
思わず口角がクスッと上がるようなレベルのジョークが、
あちこちに仕込まれていますので、
気負うことなく、本の世界に没頭できます。
(乗り越さないようにご注意ください) (私、乗り越しそうになりました)
鮎川惣介は、お料理の才にはとびきり恵まれているようで、
将軍家斉の直々のお呼びつけで、将軍家斉の前に、作ったばかりの料理を持って参上したりします。
幼馴染でイケメンの片桐隼人は大奥の警護をする役人ですが、
その隼人といっしょに、
将軍家斉、直々の命令で、事件に関わっていくという物語です。
まず、鮎川惣介が、炒りたての黒豆に愚痴を聞かされる夢の話から、
この物語は始まります
そうして、屋台で売られている寿司が、万病を治すなどという噂で、
不振に思った惣介と知人は、屋台に出向きます。
そしたら、お茶にアヘンが含まれていた・・・
というところから、騒動が持ち上がります。
そして、大奥でも殺人事件があり、
殺されたはずの女性は生きていて、
それも、屋台のアヘンと絡んでいくというストーリーです。
「話の出来栄えが気に入らない場合でも、作中のレシピで、江戸料理にチャレンジできます」
とは、著者、小早川涼さんの名言です
私も鮎川惣介のお料理のどれか、
江戸時代のレシピを作ってみようかしら・・・ ^m^
秋の夜長、
気楽に読める本としてお勧めします
最後までお付き合いくださってありがとうございます m(_ _)m
シリーズです
(どんどん出版されています)
包丁人侍事件簿 料理番子守う唄 の読書感想文です。
小早川涼さん は、三重県伊勢市出身。
愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。
高校生の頃から古典と日本史、そして江戸時代が好き。
その歴史好きが高じて学校の先生になられて、そこからまた時代物作家になった人です
お話の中には、お料理の描写が多く、
(主人公が江戸の将軍、家斉のお料理番)
ずいぶん感心しながら読んでいたら、
例の92才の文学少女である友人が、
「あの人はね、わざわざお料理を作ってから文章にするらしいのよ」
と教えてくれました。
「おいしくできるまで、何度も何度も作ってみるそうですよ」 と。
へぇー
それで実においしそうなのですね・・・
食欲中枢が刺激されるのでご注意くださいませね (笑)
作家、池波正太郎(いけなみ しょうたろう)さん の小説に出てくるお料理も、
わざわざ料理本が出るほど、多くのファンがいらして、
ほんとうに美味しそうでした。
小早川涼さんも、また違った味で、
なかなかのおいしそうな展開を見せてくれます
私が読んだこの本は、包丁人事件簿として、シリーズで出版されています。
江戸時代のお話です。
料理はもちろんですが、江戸の歳時記も味わえます。
エグい場面や、グロな場面はありません。
安心してのぉ~んびり読める本です
またまた、92才の友人が、ご自分の所蔵する本の中から貸し出してくださいました
以下は、読書感想文なので、
ほとんどがネタですので(笑)、
今から読もうとされている人、
そのうち読むわ と思われている人 、
今後、読む可能性があると思える人は、
どうぞご注意くださいますように…。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ここからはネタバレ注意 ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚
主人公は、鮎川惣介。
将軍、徳川家斉の食事を作る台所人です。
鮎川惣介は、見た目が麗しくありません。(笑)
団子っ鼻で、腰回りはだぶついていて、
いわゆる、中年太りの体型のようです。
剣術の方もさっぱり弱くて、
おおよそ、女性にモテるなどという華麗な気配はありません。
妻帯者で、
奥さんは、まぁ、普通に、マイペースなオバチャンです。
そして、2人の子どもがいますが、残念なことに、娘が父親に似ています。>m<
というような、読んでいて、
思わず口角がクスッと上がるようなレベルのジョークが、
あちこちに仕込まれていますので、
気負うことなく、本の世界に没頭できます。
(乗り越さないようにご注意ください) (私、乗り越しそうになりました)
鮎川惣介は、お料理の才にはとびきり恵まれているようで、
将軍家斉の直々のお呼びつけで、将軍家斉の前に、作ったばかりの料理を持って参上したりします。
幼馴染でイケメンの片桐隼人は大奥の警護をする役人ですが、
その隼人といっしょに、
将軍家斉、直々の命令で、事件に関わっていくという物語です。
まず、鮎川惣介が、炒りたての黒豆に愚痴を聞かされる夢の話から、
この物語は始まります
そうして、屋台で売られている寿司が、万病を治すなどという噂で、
不振に思った惣介と知人は、屋台に出向きます。
そしたら、お茶にアヘンが含まれていた・・・
というところから、騒動が持ち上がります。
そして、大奥でも殺人事件があり、
殺されたはずの女性は生きていて、
それも、屋台のアヘンと絡んでいくというストーリーです。
「話の出来栄えが気に入らない場合でも、作中のレシピで、江戸料理にチャレンジできます」
とは、著者、小早川涼さんの名言です
私も鮎川惣介のお料理のどれか、
江戸時代のレシピを作ってみようかしら・・・ ^m^
秋の夜長、
気楽に読める本としてお勧めします
最後までお付き合いくださってありがとうございます m(_ _)m
シリーズです
(どんどん出版されています)