私の枕草紙 序文モドキ [古ひつじの詩(川柳・狂歌・詩・散文など)]
春は夕暮れ
表の静かなりけるを
犬のひとつふたつ連れ
さわさわと行き交う人ぞ いとをかし
夏は朝
レェスのカーテン揺らめきて
ぼんやり寝返り うつ頬に
ひとすじ なでいく涼風の
はこびたまひし風鈴の音など いとつきづきし
秋は午後
見上げた空には何もない
青しかなくって 首すじに
落ち葉の吐息が降りかかる
冬は夜
北に連なるオリオンと
指の先には北斗七星
見上げる空に 星の煌めき 結晶す
おそまつ・・・ m(_ _)m
最後までお読みくださって、ありがとうございます m(_ _)m