認知症の検査 MCBI 軽度認知障害の早期発見

あー。また日づけが変わってしまいました…

今日は認知症のことについて書こうと思います。
認知症は怖いです。友人知人、従姉もみんな「怖いー」と言っています。
自分が自分でなくなるようですものね。
徘徊するようになったり、我が家を忘れて近所で迷子になったり、家族の名前まで分からなくなったり…
映画で認知症を扱ったものは、『 ペコロスの母に会いに行く 』、渡辺健さんと樋口加奈子さんの『明日の記憶』がありました。今年は、『 アリスのままで 』が上映されています。見に行きたいと思っています。
認知症が進むと、そのうち、立つことも忘れ、歩くことも忘れ、食べること（咀嚼や飲み込むこと）も忘れて、寝たきりになって衰弱していきます。

暴れたり、暴言を吐く人もいますが、認知症の現れ方はいろいろで、すべての人が暴力的になるわけではありません。
おだやかなままの人もいますし、認知症になってやっとおだやかになる人もいます　(・。・;

でも、やっぱり認知症は怖い…。
ほんとうは、２０年前くらいから徐々に進行しているそうです。ってことは、私、もう進行中…

でも、もの忘れなんて、誰にでもありますよね。
冷蔵庫の前まで行って 「えと、なんやったっけ？」
知人に会って 「名前が思い出せない 」
出掛けるときにサイフやキィをどこに置いたか分からない。
今日の予定（ゴミの日や約束ごとなど）をうっかり忘れてしまってた。
「ほら、前に言うてたやん」「え？そうやったっけ？」が多い。

日常生活の中で、年齢のせいにしているもの忘れが、実は認知症の初期症状かもしれないのです。

脳をよく使うといいと言われることが多いので、脳トレやクロスワード・ナンプレクイズが流行っていますし、運動が大切！といわれるのでジムに通ったり、ヨガやダンスを習ったり…　サプリメントのDHAやEPAを始め、アマニ油、エゴマ油、音楽、コーラス、カラオケ…。
認知症の予防と言われる民間療法的なものは、たくさんあります。

今は、認知症を治す方法が確定されていないため、認知症予防のためのさまざまな情報が飛び交っています。週刊誌月刊誌もこぞって掲載しますし、先日、TVでアマニ油が効くと放送されたら、翌日は店頭からアマニ油が消えていました…
一般の人の関心度がとても高いことがわかります。みなさん、できるだけのことはやろうと思って努力されていますよね。

私も、トランプゲームや計算、文字を書いたり、パソコンを使ったり（今！）、いろんなことにチャレンジしています。手あたり次第かもしれません…

アルツハイマー病では、「アミドロベータ」というシミのようなたんぱく質が脳に蓄積されることが一因とされています。その予備軍である『 軽度認知障害 （ MCI ）』 も含め、２０１２年で８００万人を超えたとされていて、２０２５年にはその１．５倍になるとの予想です。＼(◎o◎)／！
何が効くかなんて分からないのが現状です。今、みんなそろって人体実験をしているみたいなものじゃないでしょうか
結局、治療法が分からないのですから、かたっぱしから予防といわれるものをやっていくしかありませんよね。

ここで、ちょっと朗報があります
認知症の発症の危険性を検査することができるようになったそうです

株式会社 MCBI（Molecular and Clinical Bioinformatics） が検査キットを医療機関に販売しています。

MCIスクリーニング検査　といいます。

どうぞ 『 MCIスクリーニング検査　検査実施医療機関　』 で検索してみてください。
検査を受けることができる医療機関が記載されています。

（株式会社 MCBIのサイトの右側『CONTENTS（コンテンツ） 』 の中の、『 検査実施医療機関 』 というところに、検査を受けられる全国の医療機関が載っていますよ）

筑波大などのチームで、アルツハイマーの原因となるアミロイドベータの排出や毒性を３種類のたんぱく質が抑えていることが分かりました。
もの忘れの症状が病気として進行する人は、この３種のたんぱく質が、血液の中で減少していきます。
検査では、数ミリリットルの血液を採取して、中に含まれる３種類のたんぱく質の量を測定します。８０％の確率で、現在の症状が分かるそうです。

認知症の危険性と進行状態が分かれば、アルツハイマー病であれば進行を遅らせる薬もありますし、事前に対処することも可能です。

私、おそるおそる『 MCIスクリーニング検査　検査実施医療機関　』を検索してみましたら、いつもお世話になっている『 すぎおクリニック 』が載っていました
ちょっと怖いけど、勇気を出して行ってみようと思います…