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東京家族 [TV番組・ドラマ・映画・DVDなどなど]

皆さま、こんばんは[わーい(嬉しい顔)]

今、東京物語を見ているまりりんです[るんるん]

記事を書きながらみています。


ちょうど、お母さんが息子さんの家で倒れたところ。

ずいぶん前に、この映画の元になった小津安二郎監督の東京物語を見たことがあり、
このTV(映画)を思い出しながら見ています。

親子や夫婦や、
家族、老いのことなど、
ほんとうに考えさせられる映画です。

思いやる気持ち、
家族の間の身勝手なところ、
丁寧に生きる老夫婦・・・

自分の人生をなぞらえるように、
やわらかな気持ちで見ています。


映画は、小津調をとても尊重しつつ、
写しとるように優しく画面をとらえています。
さすが、山田洋二監督ですね。


お母さん、
今、亡くなりました。

あっけなかったですね。

でも、紀子さんにあえて良かった・・・。


最後は、おとうさんと、末子の昌次、その恋人の紀子さんのストーリーですね、きっと。

お母さんは、旅立った島にお骨で帰ってきました。
昌次と紀子さんが付き添っています。

あ、お葬式で、
東京のお兄さん夫婦も、娘も、島に帰ってきています。


昌次役の妻夫木聡 さん、いいですね。
ほんと、どんどんいい俳優さんになってくる。
ほんとうに楽しみです。

紀子さんの蒼井優さんも。


今、紀子さんに見とれて、
中学の英語の先生が自転車で溝に突っ込んだところ。


それぞれが、その生活があって、忙しいんですよね。
「子どもたちの世話にはならん」
と言い切るお父さんの気持ちは分かるけど・・・

こればっかりは自分では決められない。
自分の将来がどうなるかは誰にも分からない。

私の父も、人一倍元気で、
老いることなんて関係ないように思えました。
本人もそう思ってたと思います。

一度目の脳梗塞からは、
ほとんど麻痺なしで復活。
多少、足を引きずるようには歩いていたけど、
気付かれないように歩いている姿を見て、
それがリハビリにもなっていると思っていました。

2回目の脳梗塞で、ワリときつい右麻痺が出て、
リハビリ中に、脳出血。

あっという間に、
ほとんど全身が麻痺してしまいました。


ほんとに、先って何があるか分からないですものね。



今、やっと、
お父さんと紀子さんが話をしているところです。

「紀子さんが昌次の嫁になってくれれば、
私は安心して死んでいけます。
どうか、あの子をよろしくお願いします」

そう言える連れ合いを子どもにむかえることって、
幸せですよねぇ。

私もそう言いたいわぁ・・・


お父さん、ひとりで暮らし始めていますよ。

幼かった頃の子ども達の、
島で暮らしていた景色がダブりますね。

家族の歴史が蜃気楼のように
景色の中に浮かびます。

あぁ、音楽が心に染み入るなぁ・・・[ぴかぴか(新しい)] と思ってたら、
久石譲さんだったのですね[黒ハート]



演技をする人がみんな巧くて、
下手な人がいないということで、
興醒めする瞬間を感じなくて済むのが、
見ているほうとしてはとても幸せです。

丁寧に、
丹念に作られた、あたたかい映画でした。


きょうだい3人、
それぞれで、
長男さんのお嫁さんもいい人で、
恵まれた家族ですよね。


私の実家はバラバラに崩壊しちゃったから、
なんだかんだ言いながらも、
家族がつながり合っているというのは、
やっぱり幸せだと思いますよね。


私と、
私の子どもたちはどうなるのかなぁ。


いい映画って、
何日も尾を引きますよね。
ふっと、何かの場面を思い出したり、
自分の家族と重ね合わせて考えたり・・・




山田洋二監督は、この3月12日公開の映画、「家族はつらいよ」で、
この「東京家族」の主役8人をそのまま使って、
また、家族の悲喜交交をコメディタッチで描いているそうです。

山田洋二監督が、「男はつらいよ」のシリーズ終了から、
約20年ぶりに手がけた喜劇です。

Always 三丁目の夕日 (山崎貴 監督・脚本)も、
あたたかくて、やわらかくて、良い映画だったけど、
山田洋二監督の、このシリーズもまた見逃せませんね。

っていうか、
シリーズ化してほしいナ・・・


映画を見ながら書いたので、
しっちゃかめっちゃかになってるかもしれません。
ごめんなさい。


ああ~~~~~~~~[exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2]

12時過ぎちゃったわ・・・[がく~(落胆した顔)]
のんびりしてたら、
また1日、抜けちゃったわ・・・[ふらふら]

まーえーかー[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

それでは皆さま、おやすみなさい。

明日も仕事、がんばりましょう、あ、た、し[るんるん][ぴかぴか(新しい)]


最後までお付き合いくださってありがとうございました[かわいい] m(_ _)m










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コメント 15

ゲンママ

山田洋次監督、大好きです。
これは見てませんが、
男はつらいよ、幸せの黄色いハンカチ。。。
「家族はつらいよ!」楽しみです。
by ゲンママ (2016-03-07 06:12) 

ナビパ

山田洋次監督はほんわかで素朴ですが芯があり核心も忘れていませんよね。昭和の香りがします。
丁寧に生きる。見習いたいです。
by ナビパ (2016-03-07 07:20) 

saia

山田洋次監督の作品はいくつも観ていますが、この「東京家族」はまだ観ていません(>_<)
まりりんさんのこの記事を読んで観たくなりました!
今度DVDを借りてきまーす♪

by saia (2016-03-07 16:06) 

makkun

夫婦でこの映画を観ましたが
娘にも観せたかったとつくづく思いました。
今、YouTubeの予告編を観てみましたが
映画館でその時に感じた・思った事が
脳裏に蘇って来ました(^^
娘のマンションの件につきましたは
コメントありがとうございました~
全て自力で手に入れる方法を取ってくれてますので
親としてはマトモに育ってくれて良かったと思ってます(笑)
by makkun (2016-03-07 16:39) 

asukamama

山田洋次監督、いいですね。
つい最近、「遥かなる山の呼び声」を放送していて
何度も観たことあるのに、やっぱり観てしまいました^^
「東京家族」も良さそうですね~。
by asukamama (2016-03-07 23:06) 

まりりん

ゲンママさま

ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
山田洋二監督は、今まで生きてきた過程で、
いらして当たり前の人ですよね。
「家族はつらいよ」見に行きましょう^^/
by まりりん (2016-03-07 23:42) 

まりりん

ナビパさま

ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
核心!!
そうですよね。
それがあるから、キリッとすじが通った映画になるのでしょうね。
by まりりん (2016-03-07 23:44) 

まりりん

saiaさま

ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
ちょうとTVで放送していたので、真田丸の続きで見ました。
じ~んとして良かったですよ。
「家族はつらいよ」への布石でもあるんでしょう(笑)
by まりりん (2016-03-07 23:45) 

まりりん

makkunさま

ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
makkunさんのお嬢様は、この映画みなくても大丈夫ですよ♪
良い映画は後味も良いですね~^^
心にふわっと春が来たような・・・
by まりりん (2016-03-07 23:47) 

まりりん

asukamamaさま

ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
山田洋二監督の作品は、何度見ても、
また見てしまいますよね。
映画の底に、大きな暖かいものが流れているから惹かれるんでしょうね♪
by まりりん (2016-03-07 23:50) 

暁烏 英(あけがらす ひで)

映画見ながら記事を書く・・・・器用ですね。男にはこれができないんですよ。女性はいいなあ。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2016-03-08 21:39) 

まりりん

暁烏 英さま

ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
え・・・?
そんなことで褒めていただいて恐縮です・・・;
TVの画面を見ながら手元は適当に・・・です;
by まりりん (2016-03-09 23:10) 

まりりん

皆さま、いつもご訪問とナイスをいただいて感謝しております。
ありがとうございますm(_ _)m

by まりりん (2016-03-11 01:48) 

ojioji

「東京物語」のほうは何度も見ました。笠智衆さん、東山千栄子さん、中村伸郎さん、原節子さん、香川京子さん・・・素晴らしい俳優さんたちによる、現代ドラマの「見せ逃げ」的な慌ただしさの対極にあるゆったりとした心地よい時間の流れ。自分の半生や亡くなった家族や親戚の歴史がまさに「蜃気楼のように」浮かんで、良質の涙を幾度流したことでしょう。「東京家族」、いつかぜひ見たいものです。山田洋次監督作品では「家族」が印象的。長崎から北海道に移住する長男一家が、その途上で立ち寄った次男の住む福山を発つとき、父親笠智衆を見送る次男前田吟の万感の思いのこもったあの顔が忘れられません。十数年振りに帰郷した2013年のお盆、京都に戻るとき見送ってくれた老父を見ていたときのぼくの顔は、あの時の前田吟と同じだった気がします。映画と同じく、予感したとおり見納めになりました。2014年3月、京都から引っ越して戻る数日前に父は亡くなりました。懐かしい気持ちに浸らせてくださってありがとうございます。
by ojioji (2016-03-11 21:36) 

まりりん

ojiojiさま

ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
ojiojiさん、そういう御経験がおありだったのですね。
お父様、京都からojiojiさんが帰ってこられることをきっと喜んでおられたのでしょう。
ほっとされたのだと思います。
私も2013年から人生が変わりました。
いえ、人生とはそういうものなのかもしれませんが・・・
by まりりん (2016-03-11 23:24) 

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