デヴィッド・ボウイ [ひねもす日記]
デヴィッド・ボウイが亡くなったなんて、
突然のニュースにびっくりしてしまいました
グラムロックとか言われて、
『ジギー・スターダスト』 がとても印象深く心に残っています。
ジギー・スターダスト The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars (1972年)
彼の独特の美学、哲学が歌詞に織り込まれ、
難解で(私には)、
でもとても洗練された印象でステキでした。
まだ69才のお誕生日を迎えたばかり。
( 1947年1月8日・・・って先週の金曜日じゃないですか・・・)
69才のお誕生日にアルバム『ブラックスター』をリリースされてたそうです。
「エスクァイア誌の選ぶ歴史上最も洗練された10人のミュージシャン」において第1位(wikiより)
まぁ、天才的な人は何でもできるわけで、俳優としても有名です。
1983年には大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』に出演され、
英軍将校ジャック・セリアズを演じました。
最近は、音楽よりもアート作品を作っていたそうですが・・・
デヴィッド・ボウイさん と、実は会ったことがあります。
友人のライブを見に
京都の拾得に出掛けたときでした
ライブが始まる直前に駆け込み、
前の方の空いている席(そこしか空いている席がなかったので)に
「ここ、いいですか?」
って、お隣の人に声を掛けて座りました。
その声を掛けた人は外人の女性で、
背の高い、細い、美しい人でした。
外国のモデルさんかなーとか思いながら、ライブを見終わったとき、
そのモデルさんは、ライブが終わると同時にスッと立ち上がり、
ロングコートを風になびかせながら、
ひとり帰って行きました。
はぁー、ステキな人だなぁー
と思ってたら・・・
皆が、
「デヴィッド・ボウイ の横に、誰もよぉ座らんかったから席が空いてた」
と言って、
「あんた、よぉ平気な顔して座ってたな、喋ってたな」
とわいわい大騒ぎ(笑)
えー
女性だと信じ込んでたよ・・・
めちゃきれいだったもの・・・
「いやー、誰が見てもデヴィッド・ボウイ やろー」
「声聞いて分からんかったか、声」
え?声・・・?
あ・・・
そういえば・・・
デヴィッド・ボウイ の声やった・・・
だって、(友達の)ライブ中に、どうするの?
隣りにデヴィッド・ボウイ が座ってたからって、
抱きつくわけにもいかんでしょ・・・
なんてことがありました。^^;
いかにも私らしい逸話です・・・
私が見たのは、ほんとうにコレ
この立ち姿
これで、ロングコートはブラックでした
どう見ても、超絶に美しい外人のモデルさんでしょう
あの頃は、デヴィッド・ボウイ や、ジョン・レノンが京都に滞在していました
懐かしい・・・
また、ひとつの時代が幕を閉じました。
寂しい・・・
心の中を風が吹いています・・・
デヴィッド・ボウイ さんのご冥福をお祈りします。
最後までお読みくださってありがとうございます。m(_ _)m
追記(1月13日朝 )
今朝の神戸新聞に載っていました。
代表曲のひとつ、 『 ヒーローズ 』 、
冷戦期に、銃声が響くベルリンの壁の前でキスを交わす男女の姿を
「今日という1日だけ、
僕たちは英雄になりえる」
と歌った曲です。
ドイツの外務省 は、訃報に際し、
「あなたはヒーローの仲間入りをした。
壁の崩壊を助けてくれてありがとう 」
とコメントを発表したそうです
影響力を持った人の、影響力の使いかたの理想の姿だと思います