息子の就職と 子育てのこと [ひねもす日記]
大学の卒業を控えて、
就職活動に勤しんでいた息子B。
実は、9月くらいに告白されました。
海外に行くって。 バクダンハツゲン!
ほんとうは、私に遠慮して、なかなか言い出せなかったみたいですが、
察してた私の方から、話のきっかけを作りました
そりゃあね、寂しい気持ちはありますよ。
もちろん。
でも、今でも埼玉に住んでるから、
すぐに会えるものでもないし、
風邪を引いたからって、タクシー飛ばしていける距離でもない。
(風邪を引いたからって親が駆けつける年齢じゃないけどね)(笑)
父だって、海外勤務ばかりだったから、ほとんど国内にはいなかったし、
海外の話題が周りにたくさん散らばっていて、
それを普通だと思って育ったから、<私
そして、その私が育てたんだから、
同じような人になるんだろうと、
子どもたちが幼いころから考えてはいました。
かつて、アメリカの人が近所に住んでいたことがありました。
彼女はメアリー。
20代後半の女性でした。
彼女と知り合って間もないころ、
「こんな遠くの国に来て、カリフォルニアのご両親はさぞかしご心配でしょう」
(その頃は、必要に迫られて。カタコトの英語を話すことができてました A^ ^;) )
(今は、まったく忘れてしまいましたが! A^ ^;) )
と言ったら、彼女はこう答えたのです。
「WHY
私の両親は、私の仕事が見つかって喜んでいる」
(これも英語で… A^ ^;) )
(今はヒアリングりょくゼロ…)
彼女のご両親の考えを そのときは、理解できませんでした。
アメリカ人って、やっぱり割り切り方がすごいんやなぁ・・・
くらいにしか考えられなかった。
子どもたちが、まだ幼かったので、
就職のことや、離れて住むことどころか、
私の背を超える日が来ることすら、未だ考えることができなかったのです。(笑)
でも、今は、息子Aも東京に住み、
息子Bは埼玉です。
私の経済的援助もなく、ひとりで生活しています。
(ふたりともお料理も上手なの)
お互いに、地震があっても、
地震があったことすら、すぐには分からない距離。
父の最期はもちろん、
仮に、私に何かあっても、すぐに会える距離ではありません。
まぁ、お互い、ですけど
そうなると、覚悟がだんだん決まってきました。
親の考えや、親の感情に、
彼等をしばりつけるわけにはいかない。
「自分の思うように生きなさい」ってこと
親がいちいち意見を言って、いつの間にか子どもを洗脳してしまう。
あれがダメ、これもダメ…
あんなコト、価値がない
これは立派だ…
親が正しいと思たはることが、世の中からズレていたら…?
親が言うことが、マスコミの受け売りだったら…?
(マスコミは、かなり偏ってズレているし、しかも表面的で、
統合的・総合的に融通が利かない狭義のものではないか?
思い込みに過ぎない感情論は思考とは呼べないのではないか? と思っています)
私は子どもたちに、私なりの大切な、生き方の基本など、
もう伝えたいことは伝え終わっているし、
彼等が、いっぱしの大人だという事実にも敬意を表しています。
もう同等か、それ以上だものね。
彼らの人生は、彼らが決めることであって、
親が口をはさむことですらない。
私の、時代遅れの屁理屈など、なんの役にも立たないし、
そんなことを聞かせてしまえば、
かえって、今からの時代を生きる人の足を引っ張ることになりかねない。
彼らに必要なのは、世の中に出て、経験を積んでいくこと です。
友人(中学の同級生)に、お米屋さんの長男さんがいて、
彼は、大学進学をあきらめて、お父さんの家業を継ぎました。
弟さんを大学まで卒業させてから、お父さんの店を継がせ、
自分は新天地を求めて、支店を出しました。
最初のころはバリバリ働いておられましたが、
最近は、お米屋さんは流行りません。
みんな、スーパーや通販で買っちゃいますもの、
10年くらい前に会ったとき、彼は、心療内科に通っていると私に話しました。
「〇〇さん(私)も、ひとりで頑張っとんやもんナ。
オレもガンバらんと…!」
胸が痛みました。
何もできないけど…。
それと、もうひとり。
知人のおじいさんですが、
長男さんを大工さんにされたことを、いつも後悔されている人がいました。
今は、もうおつき合いもなく、どうされているかも分からないのですが、
「まさか、大工の仕事がなくなる世の中になるとは思わなかった」
「息子に済まないことをした。申し訳ないことをした」
そればかり言うたはりました。
小売業だけでなく、
大企業だと思っていたところが、倒産してしまうし、
銀行や証券会社でさえ、倒産します。
当りまえのことが、当たり前でなくなる…。
40年もたてば、世の中はすっかり変わっています。
40年後、私は、この世には、多分、もういません。
私の子どもたちが、おじいさん・おばあさんになっています。
そうして、もしかしたら、戦争が始まっているかもしれないし、
もう終わっているかもしれない。
何処かの属国になっているかもしれません。
日本列島は、地震で、海の底に沈んでいるかもしれないし、
隆起して、地形が変わっているかもしれません。
宇宙家族(懐かしい) のような世界になっているかもしれないし、
マトリックス や エヴァンゲリオン のような世界になっているかもしれません。
(銀河共和国が実現しているかも…)<スターウォーズ
でもね、きっと、今までだってそうやって、
歴史は、確実に、重く、ゆっくり、時には瞬時に、
その姿を変えてきたのです。
昭和50年代は、日中友好化なんちゃって、
隣家のおばさんも桂林に行かれました。
シルクロードや中国へ向かう旅行者は後を絶たなかった。
4000年の歴史に憧れさえありました。
それが今では『爆』な関係です。
おまけに、つい、この間まで、韓流ブームだったのに、
裁判をたくさん抱える間柄に…
私は、マスコミの、利益関係で動く一部の人たちに
世の中が踊らされていると思っています。
政治はそれを利用している・・・。
世の中のシステムも、考え方も、徐々に変わってしまいます。
今までの世も、これからの世も、同じ。
どうなるかなんて、誰も予想はつきません。
詭弁ともいえる法改正によって、
非正規雇用ばかりで、
終身雇用なんて、ほぼ消滅してしまいました。
企業は、労働者にお金をかけず、使い捨てます。
搾取される側は、大昔から変わっていません。
百姓(民)は、殺さず、生かさず。
そうやって、税は取りたてる。
今も同じことやと思てます。
だから、子どもたちは、何処でもいい。
何でもいい。
自分が納得できる仕事が見つかるなら、
見つけたいのなら、
思うところに行けばいい・・・
ほんとうに、そう思っています
国が信じるに値しないなら、
自分で考えて動くしかありません。
幸いにも、交通網の発達とインターネットによって、世界は狭くなりました。
これからは、小さな島国にとどまらず、
世界に向けて発信していく人たちが後を絶たないようになるでしょうし、
そうなってほしいものだと思います。
だから、今さらですが、
メアリーのご両親のお気持ち が、よぉーっく分かるようになってるんです。
まぁ、私の死に目には会えんだろうけど、
それは、どこにいても、同じだからね
母としては、
前途のある若者が、幸多き天命を持つように
心から手を合わせて祈るのみですが・・・。
それも、神のみぞ知ること。
前を向いて、
どこでも、羽ばたいて行けばいい。
休みたいなら止まり木はあるよ。
母は、愛のパワーをいっぱい送ることしかできません。
それが、私の子育ての 心髄 です
最後までお読みくださってありがとうございます♪ m(_ _)m
就職活動に勤しんでいた息子B。
実は、9月くらいに告白されました。
海外に行くって。 バクダンハツゲン!
ほんとうは、私に遠慮して、なかなか言い出せなかったみたいですが、
察してた私の方から、話のきっかけを作りました
そりゃあね、寂しい気持ちはありますよ。
もちろん。
でも、今でも埼玉に住んでるから、
すぐに会えるものでもないし、
風邪を引いたからって、タクシー飛ばしていける距離でもない。
(風邪を引いたからって親が駆けつける年齢じゃないけどね)(笑)
父だって、海外勤務ばかりだったから、ほとんど国内にはいなかったし、
海外の話題が周りにたくさん散らばっていて、
それを普通だと思って育ったから、<私
そして、その私が育てたんだから、
同じような人になるんだろうと、
子どもたちが幼いころから考えてはいました。
かつて、アメリカの人が近所に住んでいたことがありました。
彼女はメアリー。
20代後半の女性でした。
彼女と知り合って間もないころ、
「こんな遠くの国に来て、カリフォルニアのご両親はさぞかしご心配でしょう」
(その頃は、必要に迫られて。カタコトの英語を話すことができてました A^ ^;) )
(今は、まったく忘れてしまいましたが! A^ ^;) )
と言ったら、彼女はこう答えたのです。
「WHY
私の両親は、私の仕事が見つかって喜んでいる」
(これも英語で… A^ ^;) )
(今はヒアリングりょくゼロ…)
彼女のご両親の考えを そのときは、理解できませんでした。
アメリカ人って、やっぱり割り切り方がすごいんやなぁ・・・
くらいにしか考えられなかった。
子どもたちが、まだ幼かったので、
就職のことや、離れて住むことどころか、
私の背を超える日が来ることすら、未だ考えることができなかったのです。(笑)
でも、今は、息子Aも東京に住み、
息子Bは埼玉です。
私の経済的援助もなく、ひとりで生活しています。
(ふたりともお料理も上手なの)
お互いに、地震があっても、
地震があったことすら、すぐには分からない距離。
父の最期はもちろん、
仮に、私に何かあっても、すぐに会える距離ではありません。
まぁ、お互い、ですけど
そうなると、覚悟がだんだん決まってきました。
親の考えや、親の感情に、
彼等をしばりつけるわけにはいかない。
「自分の思うように生きなさい」ってこと
親がいちいち意見を言って、いつの間にか子どもを洗脳してしまう。
あれがダメ、これもダメ…
あんなコト、価値がない
これは立派だ…
親が正しいと思たはることが、世の中からズレていたら…?
親が言うことが、マスコミの受け売りだったら…?
(マスコミは、かなり偏ってズレているし、しかも表面的で、
統合的・総合的に融通が利かない狭義のものではないか?
思い込みに過ぎない感情論は思考とは呼べないのではないか? と思っています)
私は子どもたちに、私なりの大切な、生き方の基本など、
もう伝えたいことは伝え終わっているし、
彼等が、いっぱしの大人だという事実にも敬意を表しています。
もう同等か、それ以上だものね。
彼らの人生は、彼らが決めることであって、
親が口をはさむことですらない。
私の、時代遅れの屁理屈など、なんの役にも立たないし、
そんなことを聞かせてしまえば、
かえって、今からの時代を生きる人の足を引っ張ることになりかねない。
彼らに必要なのは、世の中に出て、経験を積んでいくこと です。
友人(中学の同級生)に、お米屋さんの長男さんがいて、
彼は、大学進学をあきらめて、お父さんの家業を継ぎました。
弟さんを大学まで卒業させてから、お父さんの店を継がせ、
自分は新天地を求めて、支店を出しました。
最初のころはバリバリ働いておられましたが、
最近は、お米屋さんは流行りません。
みんな、スーパーや通販で買っちゃいますもの、
10年くらい前に会ったとき、彼は、心療内科に通っていると私に話しました。
「〇〇さん(私)も、ひとりで頑張っとんやもんナ。
オレもガンバらんと…!」
胸が痛みました。
何もできないけど…。
それと、もうひとり。
知人のおじいさんですが、
長男さんを大工さんにされたことを、いつも後悔されている人がいました。
今は、もうおつき合いもなく、どうされているかも分からないのですが、
「まさか、大工の仕事がなくなる世の中になるとは思わなかった」
「息子に済まないことをした。申し訳ないことをした」
そればかり言うたはりました。
小売業だけでなく、
大企業だと思っていたところが、倒産してしまうし、
銀行や証券会社でさえ、倒産します。
当りまえのことが、当たり前でなくなる…。
40年もたてば、世の中はすっかり変わっています。
40年後、私は、この世には、多分、もういません。
私の子どもたちが、おじいさん・おばあさんになっています。
そうして、もしかしたら、戦争が始まっているかもしれないし、
もう終わっているかもしれない。
何処かの属国になっているかもしれません。
日本列島は、地震で、海の底に沈んでいるかもしれないし、
隆起して、地形が変わっているかもしれません。
宇宙家族(懐かしい) のような世界になっているかもしれないし、
マトリックス や エヴァンゲリオン のような世界になっているかもしれません。
(銀河共和国が実現しているかも…)<スターウォーズ
でもね、きっと、今までだってそうやって、
歴史は、確実に、重く、ゆっくり、時には瞬時に、
その姿を変えてきたのです。
昭和50年代は、日中友好化なんちゃって、
隣家のおばさんも桂林に行かれました。
シルクロードや中国へ向かう旅行者は後を絶たなかった。
4000年の歴史に憧れさえありました。
それが今では『爆』な関係です。
おまけに、つい、この間まで、韓流ブームだったのに、
裁判をたくさん抱える間柄に…
私は、マスコミの、利益関係で動く一部の人たちに
世の中が踊らされていると思っています。
政治はそれを利用している・・・。
世の中のシステムも、考え方も、徐々に変わってしまいます。
今までの世も、これからの世も、同じ。
どうなるかなんて、誰も予想はつきません。
詭弁ともいえる法改正によって、
非正規雇用ばかりで、
終身雇用なんて、ほぼ消滅してしまいました。
企業は、労働者にお金をかけず、使い捨てます。
搾取される側は、大昔から変わっていません。
百姓(民)は、殺さず、生かさず。
そうやって、税は取りたてる。
今も同じことやと思てます。
だから、子どもたちは、何処でもいい。
何でもいい。
自分が納得できる仕事が見つかるなら、
見つけたいのなら、
思うところに行けばいい・・・
ほんとうに、そう思っています
国が信じるに値しないなら、
自分で考えて動くしかありません。
幸いにも、交通網の発達とインターネットによって、世界は狭くなりました。
これからは、小さな島国にとどまらず、
世界に向けて発信していく人たちが後を絶たないようになるでしょうし、
そうなってほしいものだと思います。
だから、今さらですが、
メアリーのご両親のお気持ち が、よぉーっく分かるようになってるんです。
まぁ、私の死に目には会えんだろうけど、
それは、どこにいても、同じだからね
母としては、
前途のある若者が、幸多き天命を持つように
心から手を合わせて祈るのみですが・・・。
それも、神のみぞ知ること。
前を向いて、
どこでも、羽ばたいて行けばいい。
休みたいなら止まり木はあるよ。
母は、愛のパワーをいっぱい送ることしかできません。
それが、私の子育ての 心髄 です
最後までお読みくださってありがとうございます♪ m(_ _)m