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認知症ってどういうことなんだろう? どうなっていくのか? [認知症がこわくて・・・]

以前に、父が、脳卒中後の後遺症である、高次脳機能障害 のために、
短期の記憶ができないことをここに記したことがあります[ひらめき]

今年2015年の7月では、2週間~1か月ほど前のことを憶えていることはできていましたが、
今は体調が悪く、入院もしているので、
短気の記憶が 4~5日 ももちません。
せいぜい3日、かな?[たらーっ(汗)]

だからといって、父は 認知症 ではありません。
年齢が年齢なので、加齢による軽度の認知障害は、ある程度は出ていると思われますが、
思考力、判断力、認識力…など、
あまり衰えはなく、人格も変わっていません。^^

私自身も以前、脳神経外科で調べてもらったことがあります。
だって、すごく忘れっぽくなったんですもん[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

「この程度なら、年齢による脳の委縮です」 \(◎o◎)/
と言われました。[ダッシュ(走り出すさま)][ダッシュ(走り出すさま)][ダッシュ(走り出すさま)]
40代でした。

お友達には「あっはっはー[exclamation×2]、〇〇ちゃんも年いったんやー[exclamation×2][わーい(嬉しい顔)]
と笑われましたが・・・[爆弾]
笑いごとちゃうわッ[exclamation×2] [ダッシュ(走り出すさま)][ダッシュ(走り出すさま)]

我が脳の、委縮の状態を画像で見せられ愕然としました…\(◎o◎)/!
40才を過ぎると、脳は縮むものだそうです。
それよりも、老化は生まれた瞬間から始まっているとか…[たらーっ(汗)]

認知症 とは、その人の人生において、発達した知的水準が、著しく低下し、
社会生活や職業生活に支障をきたすような状態 を現している言葉です。

だから、 「あれ、それ、あの、ほれ」 などの こそあど言葉 が多くなるだけでは、
認知症とは言えません。
「ふつー」の範囲内です[るんるん][ぴかぴか(新しい)]

認知障害として出てくるのは、

[1] 新しいことを学習したり、かつて憶えていたはずの能力を使えなくなること

これを 認知障害 と言います。

まず、新しいことを憶えられなくなってきます。(汗)
そして、かつての出来事を忘れてしまいます。
でも、体で覚えた記憶は残っていることが多いので、認知症がかなり進んでも、自転車には乗れたり、大工仕事はできたりすることが多いそうです。

日にち が憶えにくくなります。

次に、何月 かがわからなくなります。

そして、曜日 がわからなくなります。



それ以外には、

[2] 失行

顔を洗って、化粧水をつけ、(乳液も?)、下地にファンデーション、口紅…[リボン]
という具合に、私なら、仕事に行く前にすることが決まっていますが、
その 順番 が分からなくなるため、できなくなります。

例えば、お料理[exclamation]

きんぴらごぼう を食べたい!と思ったら、ごぼうと、もしかすると人参も買ってきて、
ごぼうをささがきにして、(アク抜きもしますかしら?)、
お酒やみりん、しょうゆ、などで味付けをします。
(私はゴマ油で炒めていきます)

という 手順 がふめなくなります。

進行してくると、お茶が入れられなくなる、服が着られなくなる、 などの障害が出てきます。
「こうすればこうなる」ということを考えられなくなるためです。
決して、怠惰であったり、サボッているわけではありません [あせあせ(飛び散る汗)]


[3] 失認

失認のうちの、半側空間無視と、物体失認は、脳卒中後遺症の父にもみられる障害です。

[ハート] 半側空間無視

見えているのに片側が認識できない、もしくは認識しにくい。
テーブルの上の、片側にあるおかずを認識できなかったりします。

父は、麻痺側の左側のようすが、見えているにもかかわらず理解できません。

[スペード] 物体失認

ベッドとベッド以外の場所の区別がつかない。(うまく説明できませんが)
例えば、トイレで足を置く場所が分からなくて間違う など。

他には、自分のいる場所が分からなくなったり、道順が分からなくなって迷子になったりもします。

施設では、たいがい、廊下を壁づたいに歩くと、一周まわって同じところに戻ってくるように作られているので、迷子になりにくく、
スタッフがうろうろしている人を発見しやすいような構造になっています。

[3] 失語(言語障害)

「それをアレしてあのソレにああしてほしい」

うーん…。どうしてあげればよいのか、分かりにくいですね。

失語にも種類があって、人が話している内容は分かっても、本人から言葉が出ないものもあります。
逆に、相手の話していることは理解できなくても、本人は話すことが出来たりします。

そして、これも、高次機能障害と重なる障害ですが、錯誤 があります。

高次脳機能障害のことを本や講演で発表している、もと整形外科医の山田規久子先生は、
「友だち」 というつもりが 「ぶた」 と言う…と著書に記されていました。

父も、「原節子」と伝えたいのに「和田アキ子」と書いたことがあり、
本人もびっくりし、私も驚いてしまいました[がく~(落胆した顔)]
エラいちがいやん・・・[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

ただ、認知症になっても、言葉に対する理解は長く残っているため、
失語は、認知症の指標としては、あまりアテにはならないように、私は思っています。

対応は、こちら側がゆっくりした気持ちで話すこと。
分かりやすいように、かみくだいて、難しい言い回しをしないこと。
やたらと声をかけると混乱する場合があるので、やっぱり優しく見守ること。など、です。


DNA的には、私は50%の確率で認知症になります。
気になるので、これからもいろいろと調べていくつもりです[ひらめき][ぴかぴか(新しい)]


最後までお読みいただいてありがとうございました[るんるん] m(_ _)m






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