『ルールのない会社経営』 TED リカルド・セムラー [TV番組・ドラマ・映画・DVDなどなど]
皆さま、こんばんは
先日、首元が大きく開いたセーターにジャケット羽織ってお出かけしたら、
首元が寒くてマフラーにしがみついていたまりりんです
春は名のみ~のッ 風の寒さや~
今日は、TVを余り見ない私が見ているTED(くやしいことにNHK)という番組のことを書きます。
ベタに説明すると、
著名人(芸能人じゃない)が、聴衆の前で講演(プレゼン)をする番組です。
世界の英知とも言われるような、
(ワイドショーでは絶対に扱わないような)
うならせてくれる・・・というより、
ただただ素直に、無知な自分を啓蒙してくださる人たちの話に
耳を傾けるだけなんですが・・・
今までの出演者の例
ジェームズ・ワトソン(DNAの二重螺旋構造の共同発見者、ノーベル賞受賞者)、
ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領、政治家)、
ジミー・ウェールズ(オンライン百科事典Wikipediaの共同創設者)
インドのマララさんのお父様や、
日本の建築家で、
被災地に、紙でできた避難所を作った坂 茂さん、
MITメディア・ラボの所長を務めている伊藤譲一さん のプレゼンもありました。
(MIT=マサチューセッツ工科大学にある世界最先端技術を研究するところ)
( 私、伊藤さんのプレゼンを見てから彼の大ファンです・・・)
今日は、先日、録画していた リカルド・セムラー 氏のプレゼンについて、です
リカルド・セムラー氏は、社員を管理せず、
自由を重んじる経営で、
1994年に3500万ドルだった売り上げを
2003年には、2億1200万ドルにまで押し上げた実業家。
世界各国から、経営者が見学に訪れる会社のCEOです。
著書、DVDなどが世界中で翻訳されて、
10カ国以上でベストセラーとなり、
世界中にたくさんの信望者がいます
私もそのひとりかもしれません・・・
彼が実践してきたことが、
「世界が変わる」きっかけになるんじゃないか・・・
なってほしい と、切に思っています
また、前置きが長くなってしまいました
オバチャンは基本的に、おしゃべりであります(笑)
では、プレゼンテーションのまとめです。
まとまるかなぁ????
セムラー氏は、
不況時に、21歳で、父親の事業を引き継ぎました。
25歳、
国内外の企業買収に奔走しているとき、
過労で倒れてしまいます。
それで、 ワーク・ライフ・バランス を考えた経営に乗り出しました
WorkーLife-Balance とは、
働きかたと、人生を豊かに生きることのバランスです。
TEDでは、 『 (ほぼ)ルールのない会社経営 』
How to ran a company with ( almost ) no rules
と題して、講演をされました。
"仕事" の反対は、”遊び” だと思いがち。
しかし、遊びというものはとても忙しいものだ。
スポーツをしたり、人と会ったり、
ランチをしたり、映画を見たり・・・
”仕事”のほんとうの反対語は、”遊び”ではなく、”ヒマなこと”
ただ、”ヒマ”というものは、なかなか巧い具合にいかない。
概して、金銭的に余裕があるときは、ヒマがなくて、
後々、ヒマができたときは、
お金も体力もない。
( 痛感中・・・)
セムラー氏の会社の社員は、数千人。
売り上げは数億ドル。
ロケットの部品の製造や、ATM管理、
所得税の申請書作成など、
いろんな業務をおこなっている。
そして、社員があらゆる権限を持っている。
社内で、学校みたいなルールはナシにした。
これを30年前から行っているのです。
( すごいですよね)
「退職してヒマができたら・・・」
という発想をやめる。
退職をしてから、ではなく、
来週行けばいい
社員は、お給料の10%を返すと、週1日休みを増やせる。
勤務時間は、自分の責任のもと、自分で決める。
どんな格好でもいいし、
何を言ってもいい。
リーダーになるには、部下になる人たちの承認が必要。
そして半年に1度、
部下が匿名でリーダーを評価する。
70~80点取れなければ、リーダーを止めてもらう。
「私だって降ろされちゃうんだ」
と彼は言う。
労働時間ではなく、労働の成果に対して給料払うというのはどうか?
なぜ本社ビルが必要なのか?
経営者のエゴではないか?
そのせいで2時間通勤になる人もいる・・・。
社員に自分の給料を決めさせよう。
わが社の社員の給与水準と、業界の給与水準と、
わが社の業績。
これらの情報があれば決められるだろう。
ということで専用のパソコンを設置し、
社員が給与と会計データを把握できるようにした。
これが25年前のこと。
( 25年前といえば、平成になったばかりですよー)
経費の報告も休暇日数や作業場所の報告もいらない。
オフィスなら14か所ある。
自宅から近いところや、
取引先に近いところ、
どこへ行ったっていい。
わが社は社員が5,000人いた時でも、人事部は2人だけ。
そして1人はもうやめた。
社員を厳しく管理する部門なんていらないんですよ。
管理しないと言うやり方は実際うまくいった。
1番大事なのは、
ひとりひとりの知恵を最大限に引き出し、
質の高い仕事を生みだすこと。
週の販売目標を早く達成したら、海にでも行ってきてください
それ以上働かれると会社が困る。
事業拡大とか、いろいろ大変なことになるから来週まで休んでいて(笑)
社内では全ての情報がオープン。
役員会では、常に2席分が空けてあり
先着2名は、誰でも会議に参加できる。
掃除のおばさんが役員会での採決に参加したりする。
こうして公正さを保つ。
それでもわが社に入ってきて、
「どこに座ればいい?」
「何をすればいい?」
とか言う人がまだいた・・・
さて、セムラー氏は、どうしたでしょう・・・
なが~くなりましたので・・・
自由な会社に放り込まれて、
「私、何をすればいいの?」
と、かえって困惑する人がいることに驚愕したセルラー氏のとった行動は、
後日に続くことにします
お楽しみに
いや~、
楽しそうで、怖い会社・・・
私なんか、リーダーおろされたら、
1週間休みを取って寝込むよ・・・
あぁ、休んで旅行に行けばいいのか・・・
ということで、
最後までお読みくださってありがとうございます m(_ _)m
先日、首元が大きく開いたセーターにジャケット羽織ってお出かけしたら、
首元が寒くてマフラーにしがみついていたまりりんです
春は名のみ~のッ 風の寒さや~
今日は、TVを余り見ない私が見ているTED(くやしいことにNHK)という番組のことを書きます。
ベタに説明すると、
著名人(芸能人じゃない)が、聴衆の前で講演(プレゼン)をする番組です。
世界の英知とも言われるような、
(ワイドショーでは絶対に扱わないような)
うならせてくれる・・・というより、
ただただ素直に、無知な自分を啓蒙してくださる人たちの話に
耳を傾けるだけなんですが・・・
今までの出演者の例
ジェームズ・ワトソン(DNAの二重螺旋構造の共同発見者、ノーベル賞受賞者)、
ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領、政治家)、
ジミー・ウェールズ(オンライン百科事典Wikipediaの共同創設者)
インドのマララさんのお父様や、
日本の建築家で、
被災地に、紙でできた避難所を作った坂 茂さん、
MITメディア・ラボの所長を務めている伊藤譲一さん のプレゼンもありました。
(MIT=マサチューセッツ工科大学にある世界最先端技術を研究するところ)
( 私、伊藤さんのプレゼンを見てから彼の大ファンです・・・)
今日は、先日、録画していた リカルド・セムラー 氏のプレゼンについて、です
リカルド・セムラー氏は、社員を管理せず、
自由を重んじる経営で、
1994年に3500万ドルだった売り上げを
2003年には、2億1200万ドルにまで押し上げた実業家。
世界各国から、経営者が見学に訪れる会社のCEOです。
著書、DVDなどが世界中で翻訳されて、
10カ国以上でベストセラーとなり、
世界中にたくさんの信望者がいます
私もそのひとりかもしれません・・・
彼が実践してきたことが、
「世界が変わる」きっかけになるんじゃないか・・・
なってほしい と、切に思っています
また、前置きが長くなってしまいました
オバチャンは基本的に、おしゃべりであります(笑)
では、プレゼンテーションのまとめです。
まとまるかなぁ????
セムラー氏は、
不況時に、21歳で、父親の事業を引き継ぎました。
25歳、
国内外の企業買収に奔走しているとき、
過労で倒れてしまいます。
それで、 ワーク・ライフ・バランス を考えた経営に乗り出しました
WorkーLife-Balance とは、
働きかたと、人生を豊かに生きることのバランスです。
TEDでは、 『 (ほぼ)ルールのない会社経営 』
How to ran a company with ( almost ) no rules
と題して、講演をされました。
"仕事" の反対は、”遊び” だと思いがち。
しかし、遊びというものはとても忙しいものだ。
スポーツをしたり、人と会ったり、
ランチをしたり、映画を見たり・・・
”仕事”のほんとうの反対語は、”遊び”ではなく、”ヒマなこと”
ただ、”ヒマ”というものは、なかなか巧い具合にいかない。
概して、金銭的に余裕があるときは、ヒマがなくて、
後々、ヒマができたときは、
お金も体力もない。
( 痛感中・・・)
セムラー氏の会社の社員は、数千人。
売り上げは数億ドル。
ロケットの部品の製造や、ATM管理、
所得税の申請書作成など、
いろんな業務をおこなっている。
そして、社員があらゆる権限を持っている。
社内で、学校みたいなルールはナシにした。
これを30年前から行っているのです。
( すごいですよね)
「退職してヒマができたら・・・」
という発想をやめる。
退職をしてから、ではなく、
来週行けばいい
社員は、お給料の10%を返すと、週1日休みを増やせる。
勤務時間は、自分の責任のもと、自分で決める。
どんな格好でもいいし、
何を言ってもいい。
リーダーになるには、部下になる人たちの承認が必要。
そして半年に1度、
部下が匿名でリーダーを評価する。
70~80点取れなければ、リーダーを止めてもらう。
「私だって降ろされちゃうんだ」
と彼は言う。
労働時間ではなく、労働の成果に対して給料払うというのはどうか?
なぜ本社ビルが必要なのか?
経営者のエゴではないか?
そのせいで2時間通勤になる人もいる・・・。
社員に自分の給料を決めさせよう。
わが社の社員の給与水準と、業界の給与水準と、
わが社の業績。
これらの情報があれば決められるだろう。
ということで専用のパソコンを設置し、
社員が給与と会計データを把握できるようにした。
これが25年前のこと。
( 25年前といえば、平成になったばかりですよー)
経費の報告も休暇日数や作業場所の報告もいらない。
オフィスなら14か所ある。
自宅から近いところや、
取引先に近いところ、
どこへ行ったっていい。
わが社は社員が5,000人いた時でも、人事部は2人だけ。
そして1人はもうやめた。
社員を厳しく管理する部門なんていらないんですよ。
管理しないと言うやり方は実際うまくいった。
1番大事なのは、
ひとりひとりの知恵を最大限に引き出し、
質の高い仕事を生みだすこと。
週の販売目標を早く達成したら、海にでも行ってきてください
それ以上働かれると会社が困る。
事業拡大とか、いろいろ大変なことになるから来週まで休んでいて(笑)
社内では全ての情報がオープン。
役員会では、常に2席分が空けてあり
先着2名は、誰でも会議に参加できる。
掃除のおばさんが役員会での採決に参加したりする。
こうして公正さを保つ。
それでもわが社に入ってきて、
「どこに座ればいい?」
「何をすればいい?」
とか言う人がまだいた・・・
さて、セムラー氏は、どうしたでしょう・・・
なが~くなりましたので・・・
自由な会社に放り込まれて、
「私、何をすればいいの?」
と、かえって困惑する人がいることに驚愕したセルラー氏のとった行動は、
後日に続くことにします
お楽しみに
いや~、
楽しそうで、怖い会社・・・
私なんか、リーダーおろされたら、
1週間休みを取って寝込むよ・・・
あぁ、休んで旅行に行けばいいのか・・・
ということで、
最後までお読みくださってありがとうございます m(_ _)m
わー、私もTEDは数年前に知ってパソコンで見ています!
(最初は英語のリスニングの勉強になると聞いて見ていたのですが…)
今はテレビでやっているのですね。
知りませんでしたー!
本当にTEDはためになるし時には感動して涙が出る時もあるし、良いプログラムですよね♪
今度私もテレビで見てみます(o^^o)
by saia (2016-03-16 09:17)
爺もセムラー氏の様に自己を管理せず自由を重んじて遊びまわろうかな~!” 笑。 お父様はお元気になられましたか?親孝行してね。
by 旅爺さん (2016-03-16 09:48)
こんなトップの元で働いてみたいと思いました!!
気になるつづきを・・楽しみにしております。
by やっしー (2016-03-16 18:38)
saiaさま
ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
きゃー、
saiaさま、TEDを英語で見ておられるなんてすごぉ~い♪
私はTVの日本語字幕に頼りきっていますよ~(笑)
字幕がなければ、きっと、ちんぷんかんぷん^^;
感動的なプレゼンが多いですよね。
知らない世界も多いし♪
いつも楽しみに録画しています^^/
by まりりん (2016-03-17 23:29)
旅爺さんさま
ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
父のこと、気にかけていただいてありがとうございます♪
父は今、とってもいい病院に入院しております。
アットホームで、至れり尽くせりで、父も私もとても喜んでおります。
旅爺さんさま、
どうぞ、自由を満喫して遊びまわってくださいませ^^/
by まりりん (2016-03-17 23:32)
やっしーさま
ご訪問、NICE、コメントをいただいて、
ありがとうございます♪ m(_ _)m
>こんなトップの元で働いてみたい・・・
私もそう思いました!
30年も前から、こういう会社経営をなさっておられるなら、
私も充分間に合いましたもの。
これだけ尊重してくださる会社なら、バリバリ仕事に意欲がわきますよね♪
by まりりん (2016-03-17 23:34)
皆さま、いつもご訪問とナイスをいただいて感謝しております。
ありがとうございますm(_ _)m
by まりりん (2016-03-17 23:34)