羽生結弦選手 ” SEIMEI ” のこと [ひねもす日記]
羽生結弦選手で、日本中が盛り上がっています
私もNHK杯の300点越えでびっくりし\(◎o◎)/
この度の、ISUグランプリファイナルでの羽生クンの演技に、
もう言葉を失ってしまいました・・・ というか、
圧倒されてしまいました
とても、21才とは思えない。
彼のスケートは、フィギアの技術を採点するレベルのものではなく、
もはや、芸術そのもの だと思いました。
彼は、ひとつの作品として、プログラムを完成させるスケーターで、
今、話題になっている " SEIMEI " も、
自分で " SEIMEI " というタイトルをつけたそうです。
やっぱ、ほんものの芸術家ですよね
公家の狩衣( くげのかりぎぬ )の衣装も幻想的で、
世界中を魅了したことは間違いありません
私自身、そんなにフィギアスケートが大好き というわけでもありませんが、
佐野稔さんや渡辺絵美さん(1970年代?)くらいから、
なんとなーく、見続けてきました。
技術も、選手のスタイルも、進化しましたねー
最近 (ここ20年くらいのこと 笑 ) は、
娘 が、なぜか、フィギアスケートが大好きなので、
一緒に見ることが多くなりました。
(私が見忘れることが無くなりました) (笑)
(彼女は、子どものころから、TVの前にひとり座って、深夜にでも、ひとりでフィギアスケートを見る人です)
真央ちゃんだって、応援してきましたよ~
「もう、そんなに追っかけてあげないで」 って思ったり・・・
ジャンプの種類 だって、何度聞いても見分けられない。
ジャンプは、難易度の高い順 からいうと、
アクセル、
ルッツ、
フリップ、
ループ、
サルコウ、
トゥループ
という6種類のものがあります
例えば、一回転アクセルは、シングルアクセル、
2回転は、ダブルアクセル、
3回転はトリプルアクセル
というように、呼び名が変わってきます。
でも、その種類の分け方は、
踏切をつま先で飛ぶか? エッジで飛ぶか?
というものだったり、
どちらの足で踏み切るか?
など、いくら、お勉強しても、
必死で見ていても、よく分かりません(笑)
だから、もっぱら、解説者に頼りっぱなしです
最近の 織田信成さん の解説は、詳しくていいですよね
今まで、あんなに詳しく説明してくれる人はいませんでしたもの、
(荒川静香さん の解説も、控えめで分かりやすくて、選手サイドのことがよく理解できるので大好きです)
ああ。
また、ずいぶん、話が脱線してしまいましたが、
羽生結弦選手 の話題に戻ります。
「もっと、うまくなりたい」
「もっと強くなりたい」
「そのためには、どうすればいいか?」
を突き詰めて考えてきたそうです。
彼は、プルシェンコ (ロシアのエフゲニー・ヴィクトロヴィチ・プルシェンコ) を尊敬していて、
幼いころからの、憧れの選手だったそうですが、
今でも、プルシェンコに敬意を表して、
プログラムの中に、プルシェンコの得意技の レイバックスピン を取り入れています。
一緒に仙台で被災した 荒川静香さん にも敬意を表して、
イナバウアー もプログラムの中に取り入れています。
(しかも、イナバウアーは加点対象にはなりません;)
そういうことをする人なんです
そして、羽生クンの演技の、顕著な特徴として、
ジャンプに対する助走がない ということがあります。
他の選手は、ほら
飛ぶぞ~、飛ぶぞ~ っていう滑走をするじゃないですか。
羽生選手は、それをやってしまうと、
芸術性に欠けるから、滑走をしないで、技を連続させつつ、
いきなりジャンプするんです
だから、見ている方は、
「飛ぶよ、飛ぶよ、だいじょうぶか? だいじょうぶか?…」
と思わないまま、演義に引き込まれてしまい、
そして、高さのある麗しいジャンプに感嘆します
それこそ、神レベルの集中力なんでしょうし、
練習だって、ハンパなく神レベルあろうことは、想像がつかないですけど、想像がつきます・・・。
羽生クンが、 和の音楽を選んだときは、
正直、「だいじょうぶ?」と思いました。
映画 『陰陽師』 のサントラから、” SEIMEI ” という独自の編集曲。
和の音楽は、リズムが難解だし、
ノリが、とても難しいんですもの。
でも、すごい、
羽生クンは、完璧にこなしたはりました。
あるTV番組で見たのですが、
羽生クン自ら、 0.(ゼロ コンマ)何秒という単位 で、 ” SEIMEI ” の曲を編曲し、
自分のジャンプと合うように調整しておられました。
ほんと、” SEIMEI ” という、彼のフィギアスケートは 芸術 だったわ…
点数の採点の範疇ではなかったように思います。
そう思った人が多いから、歴代最高得点をマークし、
しかも、2週間前に出した、自分の歴代最高得点を上回る偉業を成し遂げました。
(羽生クンのために、点数の評価基準が変更されるという噂もあるほど)
すごいですよね、21才。
思わず、アンアン買っちゃいました(笑)
ポスター付いてましたから A^ ^;)
彼は、今でも、
「点数は関係なく、
自分を高めていくことが大事」だと言うたはります。
そして、改善していく箇所はいくつも残っているので、
改善していけば、もっと完成度が高くなる というようなことも言われています。
21才の肩にかかるプレッシャーは、想像をはるかに超えるものでしょうし、
あの、美しいスケートをもっと見たい!
と思う私も、そのプレッシャーに一役買ってることに、
ちょっと胸が苦しいものがありますが、
でも、ほんとうに、もっと見たい
そして、今まで、
こんなふうに思ったフィギアスケートの選手はいなかったのです。
ほんと、ほんとに素晴らしい
さきほど、ニュースステーションで、
古館さんが、羽生結弦さんという名前を
「 羽で飛び、弓のようにしなり、弦のように震える 」
と表現されていましたが、
ホントに、その通り・・・
お座布団、百枚あげたい (笑)
” SEIMEI ” のDVDが出たら、買いたいです
ほんとうは、もっともっと書きたいのですが(笑)
オバチャンのお喋りは際限がないので、この辺で急ブレーキ
キキキー
最後まで、お読みくださってありがとうございます m(_ _)m
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=☆ 200記事到達おめでとうございます!^^ ☆=
by ゆうのすけ (2015-12-16 02:07)
あんなにしっかりした21歳、なかなかいませんよね~。
技術はもちろん、本当に美しいスケートでした。
by ゆきち (2015-12-16 16:54)
ゆうのすけさん
え~~~~~ッッッ?!?!?!
私、200も記事を書いたんでしょうか・・・?
気付いて頂いて、ほんとうに感謝いっぱいです。
ありがとうございます!!!
重ねて、ご訪問&ナイス&コメント、ありがとうございます♪ m(_ _)m
by まりりん (2015-12-17 22:59)
ゆきちさん
ご訪問&ナイス&コメント、ありがとうございます♪ m(_ _)m
ほんとうに、しっかりしてらして、
笑顔は、21才で、
あれだけの重圧に耐えて・・・
ほんと、マジで尊敬しています。
芸術でしたよね♪
by まりりん (2015-12-17 23:01)
ミラジョボチッチさん、剛力ラブさん、ゲンママさん、ぽちの輔さん、ひぐらしさん、yumiさん、ナビパさん、ちばおハムさん、enosanさん、ゆるりさん、シラネアオイさん、ジジコッすさん、よしころんさん、コミックンさん、Ujiki.oOさん、mentaikoさん、イチローさん、ribonribonさん、宝生富貴さん、モグラたたきさん、okin-02さん、shingekiさん、dougakunenさん、mangaharaさん、まるたろうさん、ojiojiさん、saiaさん
ご訪問とナイス、ありがとうございます♪ m(_ _)m
by まりりん (2015-12-17 23:05)