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空を見上げて [古ひつじの詩(川柳・狂歌・詩・散文など)]

私はどこからきて
どこへ行くのだろう・・・

今日もそう思った

17才のころから
空を見上げては同じことを思う

私はどこからきて
どこへ行くのだろう・・・

進歩ないなぁ;

窓を見上げたら
黒い雲の影から月が発光して
雲の影が浮き彫りになっている

結局、このままいくのかな?

答えなどないようなものだから
ずっと同じことを思って年を重ねていくんだろう

17才のころ見上げた空もこんなだったろうか

ずいぶん遠回りしてきたようで
なにも変わっていないのかもしれない

同じ場所で空を見上げて
同じことを思う

私はどこからきて
どこへいくのだろう

誰もしらない
私もしらない
しらないことが大切なのかもしれない

すっかり月は隠れてしまったけど
空は闇にはならなくて
虹をうすい墨をぼかしたような・・・

私はここにいて
ずっとずっとここにいて
この空を見上げる

それでいいよね・・・[るんるん]


  

  


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