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『 うるう秒 』 って知ってる?(7月1日) [熟年世代のちえぶくろ?]

昨日のことになりますが、7月1日は、1日の長さが24時間と1秒になる日だったのです!
あー。1日遅れてしまいました。すみません [あせあせ(飛び散る汗)]

時刻を調整するために、世界で一斉に、午前8時59分59秒と午前9時の間に「8時59分60秒 」 が入るんです。
ご存知でしたか?

地球の自転にわずかなブレがあるため、原子時計と天文学上のズレを調整するために作られたのが 『 うるう秒 』 です。
神戸新聞によると、1972年以降、 「うるう秒 」は不定期に実施されて、今年で26回目になるそうです。
なんだか、天文学と時計のズレって楽しそうではありますが、実はこれが大変なことを引き起こす可能性もあるので 「へぇー 」 などとのんきなことは言ってられません [たらーっ(汗)]

コンピューターのシステム上、うるう秒に対応している機器とそうでない機器があって、例えば、航空機の運航管理や東京証券取引所などでは、その1秒が大きな事故に繋がるかもしれないという非常事態になるのです [がく~(落胆した顔)] 東京証券取引所では、午前9時[exclamation] などという大切な時間に突然1秒が挿入されないように、1秒を午前7時からの2時間に分散して調整したそうです。1秒を7200秒で割った…ということですね…[たらーっ(汗)]

日本標準時子午線(東経135度 )の上に立つ明石天文科学館では、親時計の制御盤に秒調整のスイッチがあります。すごいですね。
明石天文科学館は、東京の情報通信機構(NICT )から週に1度 送られてくる情報で、時刻を正確に保っていますが、うるう秒は、その通信と通信の間におきるため、なんと手作業で合わせています [exclamation] 挿入作業は、明石天文科学館の見学会に合わせて 抽選で選ばれた人たち が調整スイッチを押しています。

この日本の標準時間を決めているのは、現在では、先ほど出てきた情報通信研究機構(NICT )なんですって。
現在では、世界の標準時(協定世界時:UTC)は、世界中の約400台の原子時計の平均を基に国際度量衡局(BIPM、. パリ)が決定しています。情報通信研究機構(NICT )はそのデータを元に日本の標準時間を決めています。

私は東経135度の子午線上の明石の時計台が日本時間の標準だと思っていましたよ、もちろん…[あせあせ(飛び散る汗)]
1884年にイギリスのグリニッジ天文台を通る子午線を世界標準子午線にすることが決まり、その2年後の1886年に、日本の標準時間は明石の子午線に合わせることに決まりました。時間についても展開があるものなんですね・・・[たらーっ(汗)]
ただ、今でも法律では、天文学上の時間に基づいているため、現実と法律の間にズレがおきてしまうのだそうです[exclamation&question] そして、うるう秒を挿入することで起きる IT関連のトラブル を避けるために、政府は2022年にうるう秒を廃止することを検討していまです。

単純にそんなことしてええんかいな…[あせあせ(飛び散る汗)]
ズレはどうなるん? (素朴な疑問)

うるう秒が廃止されると、天文学上の時間と現実がどんどんズレていくんじゃないんかなぁ?? て思うのは私だけ?

まぁ…
今日は1秒といえどもとっても大事! というお話でした [ダッシュ(走り出すさま)]

  光陰矢のごとし
  Time flies.( 時間は飛んでいく=光陰矢のごとし )

今この時を大切にお過ごしくださいませ…[るんるん][ぴかぴか(新しい)]
 

  

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